ヨーロッパ・ロシアの北部を管轄し、本部はサンクトペテルブルクに置かれる。
フィンランド、ノルウェー、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ベラルーシとの境界に接しており、またバルト海、白海、バレンツ海、カラ海に面している。最大河川はヴィチェグダ川、スホナ川、ペチョラ川等の支流をもつ北ドヴィナ川。ラドガ湖およびオネガ湖は、これらに匹敵する面積を有する湖畔がヨーロッパ諸国には存在しない。管区内にはロシア北部で唯一の不凍港であるムルマンスク港が位置する。
行政府所在地:サンクトペテルブルク
設立:2000年5月18日
面積:1,677,900k㎡(国土の9.8%)
人口:1428万2900人(ロシア全体の9,9%)都市部 82.3%および農村部 17.7%、また男 46.2%および女 53.8%となっている。人口密度は1k㎡当たり8.3人(ロシア全体では8.4人)。
大統領全権代表:イリヤ・クレバノフ
連邦構成主体:サンクトペテルブルク市・カレリア共和国・コミ共和国・アルハンゲリスク州・ネネツ自治管区・ヴォログダ州・カリーニングラード州・レニングラード州・ムルマンスク州・ノヴゴロド州・プスコフ州の11主体である。
連邦市であるサンクトペテルブルク市(旧称レニングラード市)は、レニングラード州から行政的に独立している。ネネツ自治管区はアルハンゲリスク州に所属するが、州とは別に連邦構成主体のひとつとしてロシア連邦を構成する。
バルト海に面したカリーニングラード州は、ソビエト連邦の解体によってロシアの飛び地領となった。
◎気候
気候条件にあまり恵まれていない。北海・北極海・大西洋の領域に面する海域が気候条件に影響を与えており、これにより管区の北西部では比較的冬が温暖で夏は涼しいが、北部は冬の寒さが厳しく夏が比較的短い。
農業生産の発展を確保するための気候条件は南部地域に限定されている。南部では畜産業に適切な条件が整っている。カリーニングラード州でのみ温暖な気候がみられる。
◎北西連邦管区の交通
サンクトペテルブルクには5つのターミナル駅があり、列車の目的地が駅名となっている。
市内には地下鉄、乗合バス、マルシュルートカ(小型乗合バス)、トロリーバス、路面電車など。タクシーは駅、空港周辺近く以外は比較的少なく、街頭では私設タクシーが横行している。
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