ブラジルには世界各国からの移民が存在しており、その食文化もまさに世界各地の特徴が生かされ、さらにブラジルの気候や風土の影響を受けてアレンジされたものが多く食されている。
また、ヨーロッパなどからの移民や20世紀以降の日本人をはじめとするアジア系移民など、様々な人種が融合していることもあり、都市部を中心にイタリア料理やドイツ料理、中華料理や日本料理など様々な国の料理が味わえる。特にイタリア料理のレベルは高いとされている。
~代表的な料理や食材~
●フェジョアーダ
ブラジルを代表する料理・フェジョアーダとは黒いんげん豆と肉のシチューのこと。フェイジャン・プレトと呼ばれる黒いフェイジャン(隠元豆)と豚の脂身、豚や牛の干し肉あるいは燻製肉、リングイッサというソーセージ、豚の鼻や耳、豚足、尾、皮などを、ニンニクと岩塩の塩味でじっくり煮込んだ料理。
もとは、アフリカから連れてこられた奴隷たちがブラジルで考案した料理であり、豚の上質な肉を取った残りの部分や豆などの安い食材を美味しく食べるために作り出されたと言われている。
●シュハスコ
鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふり、炭火でじっくりと焼いた肉料理。南部の有名な料理である。
●アボブリンニャ
ズッキーニのこと。日本でも、イタメシブームをきっかけに人気の野菜となった。日本で見られるズッキーニとは違い、ブラジルでは西洋カボチャのような、淡い緑系の縦模様のものが親しまれている。
細かく刻んで炒めた「アフオガード」が一番ポピュラー。
●ブラジル式ストロガノフ
ロシア料理として知られているストロガノフだが、ブラジルでもよく食されている。
ロシアではデミグラスソースと生クリームで牛肉を煮込んだものが一般的だが、ブラジルのストロガノフと言えばだしと生クリーム、ケチャップなどで肉を煮込んだものがポピュラー。また、牛肉ではなくチキンで作るものも一般的。
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