短期訪問ビザ

２００４年２月１日より、従来の観光ビザは廃止され、有料化することが正式に決定しました。 新しい有料ビザは、 ３日以内の滞在　　　　ＵＳ＄１０ ３０日以内の滞在　　　ＵＳ＄２５ となります。延長は不可。インドネシア到着時に、イミグレ前のビザ支払い専用カウンターで所定の金額を支払った後に、イミグレカウンターで処理される流れです。両替用に銀行も設置されますが、混雑が予想されるので予めＵＳ＄を用意するのが得策です。

ソシアルビザ(文化交流・訪問査証)

インドネシアの文化交流や芸術を習う、知人を訪問するなどの目的の為のビザです。 ６０日間まで有効、以降３０日毎に延長手続きが必要になり、最大１８０日まで滞在可能です。インドネシア国籍を 持つスポンサーからのスポンサーレター他必要書類と航空券を用意して、在外インドネシア大使館で申請・取得します。通常は取得に３日かかりますが、シンガポールの場合は地元エージェントを通すと割り増し料金が掛かる代わりに即日で受け取れます。国内での就労・商業活動行為は出来ません。

ビジネスビザ(商用ビザ)

商用訪問の為のビザです。商談・起業等の為の市場調査・現地法人訪問など、直接インドネシア国内で報酬を得る以外の様々な商用活動を行うことが出来ます。事前に許可を得た後の取材訪問活動も可能です。会社のスポンサーレター他、必要書類と航空券を用意して、在外インドネシア大使館で申請・取得します。シングルビザとマルチプルビザの２種類あり、どちらも６０日間まで有効、それ以上は３０日毎に延長手続き、最大１８０日間まで滞在可能。シングルビザの場合は一度出国したら失効、マルチプルビザの場合は取得から１年間の間なら何度も入出国でき（但し１回の滞在は最長１８０日まで）、出国税（フィシカル）もかかりません。 （注：最近、マルチプルビザに関しては延長手続きが困難＋料金高騰のため、このビザを取得しての長期滞在はあまりお勧めしておりません。）

KITAS（制限付き居住ビザ）

　

KITASは就労・留学・家族・オーナー・退職者ビザがあります。準インドネシア人扱いとなり、例えば運転免許証（有効期間１年）や銀行口座開設などが容易に行えます。個人の書類他それぞれのスポンサーによる必要書類を揃えてまず国内申請し、許可が下りたら２ヶ月以内に予め指定した第三国のインドネシア大使館で取得します。有効期間は１年で、更新の場合は手続きします。用事などで出国する際はフィジカル（出国税）が毎回Rp１００万かかりますのでご注意ください。通常観光客が払う空港税（Rp１０万）もプラスでかかります。 尚、１２歳以下の子供は出国税のみ免除されます。

就労ビザ

　　

　文字通り働くためのビザ。勤務先会社がスポンサーとなり、国内で収入を得ることができます。

留学ビザ

　留学するためのビザ。留学先の学校がスポンサーとなります。詳しくは日本の大使館でどうぞ。

家族ビザ

　インドネシア人男性と結婚した外国人女性および子供のためのビザ。就労ビザを取得した外人男性の妻子も対象となります。インドネシア人と結婚した外人男性には与えられません。就労不可。

オーナービザ

　インドネシア内で起業する外国人のためのビザ。自社（外国資本株式会社）の株を保有する権利があります。

退職者ビザ（リタイアメントビザ／ビザランシア）

主に年金受給者である外国人をターゲットにした優遇ビザです。取得方法は２種類あり、インドネシアに入国してから申請し、許可が下りた後第三国のインドネシア大使館で取得する。 日本で先に「ホリデイ・ランシア」という退職者ビザ取得希望者のための短期ビザを取って入国、その後申請し、そのまま国内で退職者ビザに切り替える。の、どちらかを選択できます。 但し様々な条件がありますのでご注意ください。

（１）申請時５５歳以上であること。
（２） パスポートの有効期間が１８ヶ月以上あること。
（３） 配偶者や子供が一緒の場合も同上。かつ子供は未婚で１６歳以下であること。
（４） 公的機関発行の年金受給証明書（US＄1,500／月以上）。又は同額以上の収入を毎月得るという公的証明書、或いは毎月同額以上の金利を得るという銀行からの証明書（US＄４０万程度必要）。
（５） インドネシアで使用可能な下記の保険に加入していること。
健康保険（病気・ケガ治療用）、死亡保険、第三者に対する損害保険
　　（注：損害保険はインドネシアで加入される方がベター）
（６） バリ島内指定区域に、US$３万５千以上の物件を購入するか、US$５００/月の物件を賃貸すること。
　（注：要家屋購入の領収書、又は賃貸契約書）
（７） 婚姻証明書
（８） 履歴書
（９） インドネシア人１名以上の雇用証明書（被雇用者のKTP要）
（１０） 国内申請手数料、在外インドネシア公館での取得手数料
（１１） 他、スポンサー側で必要書類を準備
　　＊（５，６，８，９）は、インドネシア語であること。